建築士、施工業者、大工棟梁の計らいで、建築中の倉庫外門に土壁を作ることになりました。八代市から運んできた釜土と真砂土、藁を練って発酵した粘土が姿を現しました。ここからが、子どもたちの出番。再び藁を混ぜる工程をみんなで楽しみました。何とも言えない匂いに「くっさ~い」と叫びながら頑張りました。竹で編まれた下地に投げたり、棟梁に身体ごと持ち上げてもらって貼り付けたり、とてもいい体験ができました。普段のあそびで使っている土が、暮らしに生かされる経験を、この伝統的な工法の中で触れた子どもたちは、知的好奇心をくすぐられたことでしょう。
https://www.kc-news.co.jp/kijitop/20240523-2.html